異常なしの再検査ばかりの話

六年ほど前に、会社の健康診断の腹部超音波検査で、偶然「肝血管腫」というものが見つかった。
これは肝臓に出来る、腫瘍の一種だけれど、ほとんどが無害の両性の物。

 

私も精密検査の結果異常がなかったので、その後放置…。
最近たまたま、健康診断の便潜血で引っかかり、大腸内視鏡をすることになってしまった。
自覚症状も無かったけれど、なにやらに腸の壁に膨らんだものが見えたので、CTを撮って確認する羽目に。
その大腸のできもののほうは、その結果どうやら何でもないことが分かった。

 

でもその「肝血管腫」が映ってしまったので、お医者さんが驚いて「ここに問題があります」と指摘され…。
私はしまった、と思ったが、その異常の無い、六年前見つかった良性の肝血管腫のことを説明した。

それでも検査した六年前のデータは、引っ越す前の遠方の病院でおこなったもので、その血管腫の位置がどこか、
大きさはどんなだったか、ということがはっきりしない。
では念のためにもう一度、とまず異常なしで間違いないのに、精密なCT検査をもう一度受けることになってしまった。
もちろん良性で何の問題も無かったが、今度はもうこのような無駄な再検査をしたくない。
そこで忘れないうちに、先生の文字で書いた覚え書きの紙をしっかりコピーしてもらっておいた。
大腸のカメラ、CTも二回…体に異常がなかったことは何よりだが、年の瀬にいろいろと痛い出費をしてしまい、とほほと言いたい気持ちだった。